レンズトレイを手動にて投入することでレンズを自動搬送し、カンザシによる加工を行います。
カンザシの揺動にNC制御を採用し、高度な加工動作とカンザシの位置設定が可能です。
従来の斜軸研磨機の加工方法を踏襲しているため、加工条件出しがスムーズに行えます。
傾斜軸にはカウンターを搭載し、段取り換えにおける高い再現性を確保しています。
斜軸研磨機
中型4軸可変斜軸セミオートペレット機 NS-60TC-4S-Ⅱ
株式会社 永田製作所
レンズを自動で4工程加工可能な下軸傾斜機
反転機能付き自動搬送機により投入トレイごとの表・裏面の連続加工が可能です。
軸数 | 4軸 | |
軸間距離 | 500mm | |
加工ワークス | φ40~65mm (ホルダー径maxφ75mm) |
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加工ワーク形状 | 凹面 | 研磨角(θ)108°以内 |
凸面 | 研磨角θ≦30°(※理想値) | |
カンザシ径 | φ16mm | |
最大工具径 | φ130mm | |
主軸 | 傾斜角度 | 0~40° |
回転数 | 200~1,500rpm(二段設定) | |
回転止め | ソケット部スパナ掛け | |
モーター | 0.4kW 4P 200V 4基(インバーター制御) | |
角度表示 | ハンドル部ポジションインジケーターによる角度換算 | |
振軸 | 揺動幅 | ±30mm (タッチパネル数字制御 (揺動幅・揺動中心・供給兼停止位置)) |
揺動回数 | max30回/分(往復)(タッチパネル数値制御) | |
揺動始点位置決め範囲 | 作業者側に70mm 奥に30mm | |
モーター | ACサーボモーター 1/5 | |
カンザシ径加圧方式 | シリンダー加圧(三段加圧/主軸回転連動) | |
加工時間設定 | タッチパネル数値入力(1秒~99時間59分) | |
クーラント供給制御 | 各軸専用電磁弁制御 | |
機械寸法 | 約W2,180×H1,650×D1,100(突起物・供給装置含まず) | |
最大寸法 | 約W2,500×H1,960×D1,200(突起物・供給装置含まず) | |
重量 | 約1,700kg |
ユーティリティ
入力電源 | 3相 200V 30A | |
クリーンエアー | min0.49MPa 消費量230L/分 |
自動供給装置
トレイ(パック数) | 1トレイ | 株式会社オハラ様製 標準レンズパック使用可能 |
パックパターン | 5パターン登録可能(納入事前登録) | |
駆動 | ベルトコンベアー式 | |
供給方法 | 連続加工(エンドレス)※スタート時の4個は手動装着 | |
搬送時間 | 搬送機 | 108秒/4軸 |
機械停止時間 | 31.2秒/4軸 |
供給(加工)パターン
軸№1 | 軸№2 | 反転 | 軸№3 | 軸№4 | |
工程2段 | A面メタル | A面レジン | 反転 | B面メタル | B面レジン |
工程1段 | A面メタル→№3 | A面レジン→№4 | 反転 | B面メタル | B面レジン |
※上記以外のパターンは別途ソフト変更(有償)になります。
自動供給装置
クーラントポンプ | NQJ-60E 60W 2基 | |
クーラントタンク | SUS製 25L(29L) 丸型φ480×H160mm キャスター付き台車 各2 |
準備中